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ファイナンスはビジネスを動かす原動力です

「ファイナンス」というと、大きな話ではM&Aがあります。
M&Aになると、複数の企業の命運を背負って、会社代表者や弁護士や投資銀行と企業価値の算定を行い、丁々発止な議論を日々続けるという事になると、多大なプレッシャーに向き合う事となります。
その際に、関係者と議論し、スキームを動かす力の一つが、「ファイナンス」なのです。
もし、このファイナンスの知識や経験がないと、スキームが思うように進まず、または、違った方向に進んでしまうので、関係者に迷惑をかけてしまう事となります。
そして、この「ファイナンス」は、M&Aの分野だけで登場するものではありません。
会社を設立する時、新たな事業を立ち上げる時、他企業と業務提携をする時、あるいは、社内管理業務の構築などでも、「ファイナンス」が力を発揮する事となります。
具体的にどのようにファイナンスを活用するのかは、弊社サービスのご提供の際にアドバイスをさせて頂きますが、「ファイナンス」を使いこなす事によって、会社の事業成長スピードを加速させ、手元に資金を残しながら事業を拡大できる可能性がより高くなるのです。
今から20~30年前とは異なり、ITが発達した現代では、多くの人が会社を創業し易い環境が整っています。
そして、既存のビジネスが淘汰される場合や形を変える場合、あるいは、新たなビジネスが創造されてきていますが、そのビジネスを持続させることが出来ない会社が、実はたくさんあるのです、
多くの会社が設立されていますが、その中でも2~3年後に残っていて事業が軌道に乗っているのは、ほんのわずかなのです。
そして、事業を軌道に乗せようと頑張っていらっしゃる経営者の方のお話を聞くと、「ファイナンス」を知っていて実践していれば、軌道に乗っていたはずだと感じる事があります。
「ファイナンス」というと、お金に関わる事で、また、楽して資金を蓄えるような、少しネガティブなイメージがありますが、会社が事業を継続し発展させるには、資金は絶対必要であり、「ファイナンス」の知識がない場合には、会社を継続させることは難しいのです。
こちらのコラムでは、「ファイナンス」のあるべき姿、そして、会社のご成長・ご発展に繋がるような気付きをお伝えできればと考えております。